2010年11月26日金曜日

ニンテンドー3DSの期待度は? ゲームコミュニティでは

E3でニンテンドー3DSの発表を行った任天堂代表取締役社長?岩田 聡氏
 2010年9月2日現在,まだまだ絶賛応募受け付け中の「2010年 特大プレゼント 夏の陣」だが,今年も,その気になるアンケートの途中経過の集計を,いくつかピックアップしてお届けしたいと思う。今回のアンケートでは,注目のニンテンドー3DS3D立体視対応テレビについてなど,近年話題のさまざまなトピックに関する設問を用意してみた。
 今年のE3で発表され,話題を集めたニンテンドー3DSの期待値はどれほどのものなのか。そして,この1年でゲームを取り巻く環境はどう変化しているのか。おそらく多くの人が気になっているであろう集計結果をさっそく公開してみよう。

 ちなみに,本記事を執筆している9月2日時点までで,「夏休み特大アンケート」への応募総数は2万1810件にも登った。毎度繰り返しになってしまって芸がないのだが,多くのアンケート項目があったにもかかわらず,応募してくださった読者の皆様,そして,たくさんのプレゼントを提供していただいたメーカーの皆様に,あらためてここに御礼を申し上げます。ありがとうございました。


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やや高齢化? 4Gamer読者全体の平均年齢は27.9歳



 恒例ではあるが,まずは4Gamer読者全体のデータから紹介していこう。順に説明していくと,4Gamer読者全体の平均年齢は27.9歳。前回の記事の時点(27.6歳)から比べるとやや微増といったところだが,読んでくれているみなさんも1歳年をとっていることを考えれば誤差範囲。職業別/年齢別に見ても,高校生(6.9%)くらいから立ち上がって,大学生(12.2%),そして会社員が中核の読者層となっており,相変わらず高校生?社会人のゲーマー層が多い形。当然ながら(?)男女比も94:6と,こちらもほぼ例年通りの結果となった。
 メディア属性という意味でいうなら,4Gamerは「ゲーム&ハードウェア」系の媒体であり,今回の集計結果にしても,いわゆる“普通の世間一般”の統計データと比べると,少々ズレている可能性がある点には注意が必要だ。とはいえ,ネット界隈のゲーマーの動向を分析するという意味では,適切で過不足ないデータでもあるだろう。

 冒頭でも触れているが,今回の記事では,主にニンテンドー3DSに関するアンケート結果や,コンシューマゲーム機の浸透度などにフォーカスする。発売日や価格など,今月にもその全貌が明らかにされると思われるニンテンドー3DSだが,4Gamer読者はこれをどう見ているのか。またハイビジョンテレビの所持率や3D立体視対応テレビの所持率/購入意欲など,ゲームに関連する周辺事情についても併せてチェックしてみることにする。


この一年でPlayStation 3が大躍進。据え置き機では,ゲーマーからの支持を確かなものに



 まずは,ここ3年にわたる4Gamer読者のゲーム機の所持率の推移から見てみよう。
 データを見れば一目瞭然なのだが,昨年からのPlayStation 3(以下,PS3)の伸び率が凄まじい。これは,2009年末に発売された「ファイナルファンタジーXIII」や,新型PS3の投入など,複合的な要因によるものだと推測されるが,一方で,4Gamerの読者属性自体の変化も無視できない。というのも,2008年夏というと,4Gamerがコンシューマゲーム機の情報を取り扱う前の時期。Xbox 360の所持率が妙に高い(PS3と同等だ)ところからも察せられるように,PCゲーム中心,いわゆる“洋ゲーファン”と呼ばれる層の割合が高いメディアだったからだ。

 ただ,他社の調査データや昨今のPS3向けソフトの売り上げ,あるいは別途調べたゲーム機の利用頻度の結果を見る限り,PS3がゲーマー層の強い支持を受けているプラットフォームになっているのは確かなようだ。とくに「利用頻度が高い」と答えた絶対数が,所持率を上回るニンテンドーDSなどを押さえて2位(しかも,限りなく1位に近い)につけているのも興味深い。
 4Gamerの読者層が一定方向に偏っている可能性が高いという点はまったく否定しないが,それでも近年のゲーマー層の動向を探るうえで,一つの参考になる結果だろう。




ニンテンドー3DSに「期待している」と答えた層は約4割




 次に,話題の次世代携帯ゲーム機であるニンテンドー3DSについての結果を紹介したい。
 グラフを見ても分かるように,ニンテンドー3DSに「とても期待している」「期待している」と答えた層は,全体の4割ほど。また「発売日に購入する」と答えた層は全体の7%程度で,「購入する予定はない」と答えたのが約半数という結果になった。
 この数値をどう見るかは悩ましいところなのだが,ほとんど情報が出ていない現段階の数値という意味では,十分な数値と言うことはできる。日本国内のコンシューマゲーム人口が約2500万人(メディアクリエイト調べ)と考えた場合,「発売日に購入する」という層を仮に半分の3?4%とほどと仮定して計算してみても,大体75?100万人という計算になるわけで(まぁこのあたりは,多分に“数値遊び”なところもあるが),一つの参考値として見る分には面白い結果だろう。

 ただ,今後情報が明らかになっていくに従って「だんだんと欲しくなる」という層が増えていくのは間違いのないところで,そうした期待感をどう煽っていくのか。世界的に見ても有数のプロデュース能力を持つ任天堂の,今後のプロモーション展開が気になるところだ。
 とくに3DSは,実機で見てはじめて「おお,これは!」という感覚が抱けるゲーム機(筆者自身が,E3で触ってみてそう感じた)なので,そうした“体験の場”が構築されていけば,3DSに対するプレイヤーの期待はさらに高まるものと思われる。


 ちなみに現時点で期待するタイトルは,まだ詳細がまったく見えないということもあってか,知名度の高いフランチャイズの名前がずらりと並ぶ形に。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストのブランド力の高さは言うまでもないが,強豪ひしめくなかに,世界樹の迷宮やペルソナなど,昨今ちょっとゴタつき気味のアトラス系の作品が多く並んでいるのも興味深い。


ゲームコミュニティとしてのTwitterの存在感



 今回の調査でもっとも目立った結果の一つが,この「ゲームの話題」を誰/どこで行うか?という設問だ。というのも,大抵の場合,こういう設問のデータが1年やそこらで急激な変
引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト

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